<番外編>【君の膵臓をたべたい】は何を伝えようとしているのか?③〜そして、山内桜良へ捧ぐ〜

本来であれば、今日がラストであったが、あまりに思い入れが強い為、

あと、1回延長をするw次回は本編ラストでの衝撃的な展開から、住野先生の

伝えたかった事、そして、僕が読み終えて思った余韻まで語りたいと思う。

もう少しお付きあい願いたい。


<<真実と挑戦>> 


真実と挑戦というゲームを桜良の提案で始める。ルールは簡単だ。 


①トランプを切り、円形に並べ、それを順番にめくり合う。 

出た数の大きい方が相手に『真実』or『挑戦』と言う。 


②数字の小さい方はどちらかを選ぶ。 

例えば、真実と選んだ場合、数字の大きい方が質問をする。 

それに対して、『本当の答え』を言わないといけない。 

が、それを言いたくない場合は、『挑戦』を選ぶ。 


③挑戦を選んだ場合は、その数字の大きい方が言う挑戦を実行しないといけない。 

例:今から、コンビニでアイスを10分以内に買って来いetc 


 つまり、負けた方は答えるか実行するか どちらかをやらないといけない。

王様ゲームとかより残酷なルールだと思ったw 


そして、一発目で桜良が勝ち、彼が負けるという読者が望んでいた結果になる。

さて、桜良はどんな恐ろしい真実or質問をするのか。 


その後の展開の中で、『クラスで私は顔的に何番目に可愛い??』という

桜の真実の質問に彼は『自分が知っている範囲では3番目かな』と答える。 


前回書いた、桜良のルックス的な情報、クラスで3番目に可愛い。という所に繋がってくる。 


ここから、会話+ゲームという構造の攻防戦が始まる。 


この先、ゲームとして、神は桜良に微笑むのか??それとも彼に微笑むのか?? 

それはアナタの目で確かめて欲しい。 


そして、このゲームの中で、桜良の思いにハッとされられる場面がある。

その時間は確かに近づいてきている。


それに気づかされるような言葉が出てくる。 確かめて欲しい。 


<<何よりも儚く、何よりもセクシーな雨の日の事>>


その某県の旅行後、クラス中では、<2人で旅行に行ったという>

噂も広まり、恭子と旅行に行くという名目で親を騙し、某県へ向かったわけで

それも恭子にバレ、あらゆる視線を浴びる彼であるが、それは、雨が降る午後。


桜良が貸したい本があるから、家に来ない??

と彼を誘う。


貸したい本は「星の王子さま」、とても有名な本だ。

有名すぎるがゆえなのか、彼は未読だった為、桜良の家に向かう。


「君の家は、僕の家と反対方向だから、行きたくないよ」という彼に

「当たり前の理由で当たり前に断らないでよ!!」という桜良には笑ったが、

二人で桜良の家へ。


実はこの雨のシーンはいわゆる、お色気シーン的な所だが、

ここにもこの作品の切なさが隠されている。


桜良の部屋は意外とシンプルなモノだが、小物が可愛かったりするという描写から

女の子の部屋だなぁと思う。


将棋、テレビゲームなどを2人でするが、将棋では彼が勝つと将棋盤をひっくり返し、

ゲームでも彼が勝つと電源を切るという、一番タブーな事を当たり前にやる桜良w


そろそろ帰るね。という彼に最後、本を渡そうとするが、

実はここの描写、僕もイマイチ理解出来てない。


つまり部屋の壁に桜良に押しつけられて、耳元であらゆる誘惑をささやかれるのだが、

いわゆる、壁ドンとかではないのだ。桜良が後ろにいて、耳元で桜良の声がする。

でも、彼は背中から、壁に押しつけられているという描写になっている。


彼が背中だった場合、桜良と目が合ってないとおかしいし、

となると、背中から押しつけられているというのは描写は一体どういう事なのか。


新しいプロレスの技なのか??という想像も膨らませているが、

これは正直、実写化になった時に明らかになるだろうw


で、桜良は死ぬまでにしたいリストの中に「彼氏でも友達でもない男の子といけない事をする」

という実行項目を入れており、その為に本を貸すという理由を付けて、彼を家に呼んだわけだ。


と、その何とも甘ったるい描写が一気に解かれ、実はそれ、イタズラでした!

という桜良、お得意の空気感に戻る。


が、である。


これに対して、彼はとても心外に思ったのか、ブチ切れてしまい、

彼女をベッドに押し倒す。始めは、彼もふざけているだけだと思った桜良は

笑っていたが、彼の本気(マジ)な目に、最後には捕まれている腕を離して

「いい加減にしてよ!女の子にそんな事してもいいと思ってるの??」と涙目になる。


平常心に戻った彼は自分の行動に後悔し、ゴメンと小声でつぶやき

家を飛び出していく。


この後に、実は、桜良の元カレである、タカヒロとのシーンがある。


旅行、買物と色んな所で一緒にいる彼に激怒し、

男同士が女を取り合う、言わば、青春映画のワンシーン的な所があるが、

そこは本で見て下さいw


注目したいのは、上記の桜良と彼のやり取りだろう。

僕は凄くセクシーだと思った。


変なベッドシーンよりよっぽど思いが伝わってくるし、

何より、雨の描写と絡み、美しい。


桜良は、彼が好きだったんだろうか??


でも、いずれ、死んでしまう。

だから、好きになってしまってはダメだと思っていたのだろうか。


映像化されたら、凄く重要なシーンになりそうだ。


この後、その野郎同士の喧嘩シーン後に桜良に助けられ、

桜良の家に戻り、2人は仲直りをする。


さて、物語はもう佳境だ。


読み進める中で絶対想像が出来ない展開と、この作品の本質、

そして、ここまで思いが強くなるのは、何故なのか。


次のブログは凄く思い入れがあるモノになりそうだ。

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